シャッポの対談(7)ぽってさん⑦

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シャッポの対談シリーズ、ぽってさんに来ていただいてます!
ぽってさんとの対談その7です!!

 

シャッポ
「『ぽってさんが大事にしている考え方』についてお話を聞きたいのですが、
いくつかあると思いますけど、教えてください!」

ぽって
「そうですね~。
先ほど、配信を始めたきっかけの流れで触れた一番最初に上げた動画でもお話してるんですけど、
『みんなが楽しめるアストルティアがわたし自身にとっても楽しいアストルティア』
だと思っていて、すごく単純な話ですけど、まわりが
『楽しい!おもしろい!』って言ってるゲームと、『つまらない!おもしろくない!』と言ってるゲームどっちが楽しめるかっていうと、『楽しい!おもしろい!』って声が大きいゲームだと思うんですよね。
これは、決して人気のあるゲームがいいとか、そういう意味ではなくて、周りの雰囲気の話なんですけど、楽しそうな人が多い場所と、つまらなそうな人が多い場所、どっちがいいか、ということです。
だから、わたしがドラクエ10を心から楽しむには、アストルティアにいるみなさんが楽しんでいた方が絶対に良いわけで、だったらなるべく、わたしも、みんながドラクエ10を心から楽しめるように、そういう方向で行動していった方がいいなと。
そういう考えが、基本的にはあります

シャッポ
「とても素晴らしい考え方だと思います!
やっぱり人間ってベクトルが自分に向きがちになって不幸になったりすると思うんですけど、ベクトルが周りに向くと、自分も幸せになれるというか、自分が楽しむためには、自分が楽しめる環境が大事で、そういう環境を自分で作っていくのも大事というか」

ぽって
「うんうん。やっぱり、ドラクエ10は、たくさんのひとがプレイしてるゲームなんで、中には自分とは考え方が違う人、自分とは合わない人、苦手な人、そういう人もいるにはいるんですけど、そういう人も含めて、いろんな人が楽しめている方がまわりまわって、自分も楽しめるんだと思います。
現実的な話をすると、自分とは合わない人がいたとして、その人も月額課金していて、そのお金も含めてアストルティアの維持に使われているってことでもあるので、そういう人も含めて、どんな人でも長く楽しめる場であった方がいいよね!っていう

シャッポ
「ぽってさんの基本理念は視野が広いので、ここってときに冷静になれるのかなあと思ったりもしました!
視野が狭いと、すぐに争いごとになってしまったりすると思うので…」

ぽって
「いろんな人がいて、社会が成立してるってことですよね~

シャッポ
「やっぱり冷静さを失うと目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまう…。
私も結構そういうタイプなんですが、でもあらかじめ視野を広く持つ考えをすることで、一歩外から見れるというか、冷静に俯瞰して見れるってとこはありますよね」

ぽって
「だから、ひとりでも多くの人が『楽しい!』って言ってる方がいい!
わたしも、なるべく『ドラクエ10が楽しい!』ってところを発信していこうっていうのはあります。
もうひとつは、配信とか、なるべく数字を気にしないようにしてるって話と関わってくるんですけど、自分のブログの記事、自分の配信、たくさんのひとに見られないとしても、一人でもいいって言ってくれる人がいいかな
と思っていて。
たとえば、100人の人に見てもらえる配信ができなくても、1人の人に見てもらえる配信を100回すればいい、みたいな。そういうことを考えながらやってます~
これは、ブログとか配信を始める5~6年前からの話じゃなくて、ずっと昔から、何かを発信するときは、そうした方がいいよなと自分にはその方が向いてるよなと思っていて。これは、昔見たとあるテレビ番組がきっかけなんですけど、ナインティナインとかがやってた『めちゃめちゃイケてる!』っていう番組があって

シャッポ
「めちゃいけ!」

ぽって
「うんうん。それの、何時間スペシャルみたいな回のときに『ヨモギダ少年愚連隊』っていう企画があって、もともと、めちゃイケが深夜番組だった時代に、わたしはそのころはまだ見てなかったんですが、当時中学生くらいだった『ヨモギダくん』っていう視聴者が、番組にクレームのお手紙みたいなのを送って、ナイナイの岡村さんと柔道対決するみたいなのがあったらしくて、その後も、数年に1回『ヨモギダくん』の今を追いかける回みたいなのがあって、『ヨモギダくん』が大学生になったときにバンドを始めるんですけど、『ヨモギダくん』は、バンドをがんばって音楽を仕事にしたい、音楽で食べていきたいと考えるようになって、でも、お父さんは地方の建設会社の社長さん?かなんかで、音楽の道は簡単じゃないから、もっと一般的な仕事についてほしいと思っていて。
そこで、ナイナイの二人が『ヨモギダくん』とお父さんの仲を取り持つみたいな企画だったんですけど、最終的に
『ヨモギダくん』がお父さんの前で、自分のやっている音楽を披露して、それでお父さんの判断を仰ぐみたいな感じになって、お父さんが、自分の音楽活動を認めてくれるようなすごい曲を作らないと!というふうになるんですが、なかなか思うように曲が作れなくて。
そんな時に、ナイナイと親交が深かったシャ乱Qのつんくさんが、ヨモギダくんに曲作りのアドバイスをするんですが、そのときにつんくさんが言ってたのが、
『エンターテイメントっていうのは、最終的に多くの人たちに向けて楽しんでもらうものだけど、最初の出発点は、誰かひとりに、目の前の人に向けたものだ』
みたいな感じだったんですね。
ちょっと、相当古いし、わたしも何度か調べたんですが、正確なセリフはわからなかったんですけど。だいたい、そんな感じのことを言ってたんですね。なんか、その言葉が当時のわたしにすごく刺さったというか

シャッポ
「今こうやってお話を聞いただけでも、私にも刺さる話です…!」

ぽって
「それで、めちゃイケとしては、ヨモギダくんが、お父さんに向けた曲を作って、その気持ちがお父さんに伝わって、終わるみたいな。バラエティ番組だけどなんかすごく感動して強く印象に残ってるんですよね

シャッポ
「これが変に意識したような曲だったら、お父さんは感動しなかったかもですね」

ぽって
「うんうん

シャッポ
「この話、実は私が悩んでた時だったかなあ、ぽってさんからお話聞かせていただいたじゃないですか。
つんくさんの言葉にぽってさんがすごく感銘したっていう」

ぽって
「うんうん

シャッポ
「私もすごいこのお話が心に刺さって、私も曲作りの時だったと思うんですけど、そうか、多くの人を意識して作るんじゃなくて、今目の前の人に向けて素直な気持ちで作ればいいんだって。
それで出来上がった曲がzuttoだったんですよね!」

ぽって
「メトロノームコアの名曲!

シャッポ
「今思えば、色々な曲作ってきたけど、別に誰かに褒められたいとか、そういうのんじゃなくて、自分の素直な気持ちを曲にしたものが、あとで聞くと結構好評だったりってのは多いです」

ぽって
「うんうん

シャッポ
「引っ越し嫌だなあって本気で思って作った曲だったり、好きな仲間の事を思って作った曲だったり」

ぽって
「それでわたしは、1つの記事を書いて100人に見てもらえるように努力するより1人の人に見てもらえる記事を100個書く努力をしようと、1回配信して100人の人に見てもらう努力をするより1人の人に見てもらえる配信を100回やる努力をしようと。
そういう方向でいつも考えています~。
それが、わたしのいう『数字はあまり気にせず細々と』ってとこですね~

シャッポ
「この考え方ってとても奥が深いですよね。
特に今は数字を追っかける時代になってますから、たとえ登録者やいいねの数が伸びたとしても、自分の中にある軸というか、大事にしてるものって絶対にぶれないと思うので、自分の中で大事にしてる考えさえあれば、いつも通りの自分でいられるというか。
ちょっと私ごとになっちゃうんですが、私が好きな本があって、そこに書かれてたことがあって、
人間というのは、生きてるうちに、だんだんと目の前の人やこと、本来一番大事な人やことを、時間がたつと共に一番ぞんざいに扱ってしまう って。それ見てハッとしたんですが、ちょっとつんくさんの言葉に近しいことを感じるなあと
本当に大事なものは見えなくなるよなーって」

ぽって
「なるほど~。どうしても周りに目を奪われてしまう とかそんな感じですかね~。
浮足立っちゃうというか

シャッポ
「そうですねー。
まあ慣れというか、よく言う当たり前っていうやつですね。
当たり前に存在するから。でもその当たり前って実はありがたいことで…。
ありがたい って 有り難いって書くじゃないですか。有ることが難しい」

ぽって
「うんうん

シャッポ
「実は目の前にいる人って、いてくれて当たり前じゃなくて、今この瞬間いてくれて有り難い存在なんですよね。
人間だれしもそれを忘れちゃうから、定期的に思い出すってことが大事なんだろうなって思うんですけど」

ぽって
「そうですね!

シャッポ
「なんか多くを求めて、色々な人からの賞賛を浴びたいがために、一番近くにいてくれる人を疎かにして、そういう身近な人からの信頼がなくなっていって、前まで浴びてた賞賛もいつしか時間がたって忘れられたように消えて、すべてを失うって話が結構あるような…。
ドラクエでもそういうストーリーがあったかもしれませんね~」

ぽって
「恐ろしい!

シャッポ
「やっぱり目の前の人を大切にってのは、いつでも思い出せるようにしておかないととは思ってます!」

ぽって
「まあ、わたしの場合は、そこまで深刻にとらえてるわけでもないですが、自分にたくさんのひとを集められる才能があるとも思っていないというか、じゃあ、多くの人に見られないならブログや配信をやるべきじゃないかっていうと、そうでもないんじゃないかと考えていて。
自分がやっていて楽しくて、それでだれか一人でも多くの人が一緒に楽しんでくれるなら続ける意味はあるんだろうな~みたいな。それくらいの感じでやっています~!

シャッポ
「自分がやっていて楽しい これは本当に一番大事なことだと思います!誰が何と言おうと、自分が楽しいからやってる!その上で、それを喜んでくれたり応援してくれたりする人がいれば、なおのこと嬉しいことですよね~」

ぽって
「うんうん。さすがに、誰も見に来なくなったらやる意味ないのかな~と考えると思いますけど、一人でも来てくれるんだったら、自分が楽しめる限りはやっていこうと!

シャッポ
「私はぽってさんの配信大好きなので、できる限り見に行きますし、ぽってさんにも末永く続けてほしいなあって気持ちがありますねー」

ぽって
「やったー!

シャッポ
「ぽってさんとよくそういうお話をさせてもらう機会があって、ありがたいことに。
ぽってさんの考え方で、私の生き方というか考え方がすごく楽になったりもしたんですよ~。
さっきの目の前の人に向けて~ってお話とかもそうですし、なんか私は違う方向を向いてたかもって思ったり…」

ぽって
「おお!

シャッポ
「色々と救われてます!」

ぽって
「こちらこそ~!


7回に渡った、ぽってさんとの対談は今回で一旦終わりとなります。
対談させていただいて、私としても、とても楽しませていただきました。
ぽってさん、貴重なお時間を割いていただき、どうもありがとうございました!
これからも、地道に対談シリーズを続けていければと思っております!!

ではでは、アディオス!!

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