どわこ☆くらぶとして初となった主催イベント「ドワコフェス」は、連休の中日、しかも参院選と重なる日程になってしまったにもかかわらず、想定よりもかなり多くの方にご来場頂き、大盛況の中、無事に幕を閉じることができました。楽曲配信はピーク時で114人もの方が聴いてくださったようです。
今回は21時からドワ子パレード(ドワパ)、22時からライブというスケジュールでしたが、それぞれ写りきらないほど多くの人が来てくれました。
各イベントの模様は、ホヨヨちゃん、ぽってちゃんがそれぞれ生配信してくれたので、アーカイブでご覧頂くことができます。そのときに配信されていた楽曲は聴けないものの、雰囲気は楽しんでもらえると思うので、当日会場に来られなかった方は、よかったら観てね☆
動画や当日のセットリストなどは、ドワコフェス公式サイトでご覧になれます☆
今回は、ドワコフェスがどのように企画されていったかを書いてみます☆
わたしと音楽のかかわり
わたしは音楽が大好きです。
幼い頃には、なぜか演歌なども聴いて歌ったりしていたらしいしw、藤子アニメが大好きだったので、その主題歌やBGMを繰り返し聴きまくり、ドラクエの音楽と出会ってからは、その交響組曲を買って毎日聴くことになり、その流れでクラシックにも興味をもち、大人になってからはミュージカルに夢中になり、伝説のロックバンド・ゴダイゴを聴きまくり、その後は平原綾香さんのファンになってライブを追いかけたり、アニメ「けいおん!」にハマったりして、今ではヨルシカさんの曲がお気に入りで、ほぼ毎日聴いています。
広く浅くというよりは狭く深くなので、好きなものへの偏りはあるものの、ミュージカルって作品によってクラシック調、ロック調、ポップス調など、いろんな曲調があるから、わりと多種多様な音楽を抵抗なく聴ける下地みたいなものは、ミュージカルで培われたのかなという気もします。まあロックが特に好きかもね。
そんなわたしだから、もちろん自分で曲を作るということにも興味だけはありました。
だけど楽器をうまく弾けなかったw
当時、まだDTMなんてものは一般的ではなかったし、お年玉を貯めて買ったキーボードも、頭の中でイメージしている音と、実際に自分が弾いている音があまりにも違いすぎて、ああ、これは音痴なんだなと理解して、わりと早い段階で投げ出してしまった。今となっては後悔ポイントなんだけどねw
そんなわけで、○○年にわたり音楽は聴き専で、自分で曲を作るようなことはもちろん、音楽イベントなどに携わるような機会もなかったんだけど、ドラクエ10のゲーム内でサモブライブというプレイヤーイベントに出会ってから、その状況が一変することになります。
くわしい経緯は過去記事でも書いているので割愛するものの、ちょっとした冗談のつもりでつぶやいた、マキナちゃんをモチーフにした歌詞のようなものが、「どわーっしゅ ナッシュ マキナッシュ☆」というタイトルで、Salmon Blanc(サモブラ)の楽曲として世に出ることになり、そのミュージックビデオを手掛けることになったことが、わたしの音楽人生のスタートになった、とまでいうと過言かもしれないけれどもww
これが直接のきっかけとなって、どわこ☆くらぶでも特集記事を載せることが増えてきて、その繋がりからどわこミュージシャンと仲良くなっていくのです。
それまで音楽を聴くことは大好きでも、その作曲家や演奏者って、自分の手の届かない位置にいるような印象だったけど、ふと周りを見れば、ドラクエ10仲間にミュージシャンがたくさんいたわけですから、まさに灯台下暗しというか、わたしのテンションも上がろうというものですw
ドワコフェス開催の下地は、こうしてできていったのでした。
「サマxスク」の影響
ドワコフェス開催に重要な役割を演じたシャッポちゃんとフレンドになったのは、冒険者の広場の記録によると2022年6月2日。これは「マキナッシュ」の歌詞を最初につぶやく5日前で、サモブライブ9にシャッポちゃんがゲスト出演して「女心と秋の空」を披露した約2か月後のことでした。
サモブライブ9の時点で、すでにシャッポちゃんとは知り合ってた気がするんだけど、その時点でなんでフレンドになってなかったのかとか、知り合ったときの経緯とか、わたしはどうもそのあたりを忘れてしまいやすい傾向があって、ほとんどのフレさんと知り合ったきっかけを覚えていませんw
まあ、過去を振り返らない未来志向、ということにしといてね←
振り返らないと言いつつ振り返るけどw、わたしが初めてサモブライブを観たのは、記録によると2021年5月29日の5thライブです。その2か月後に開催された巨大音楽イベントが「SUMMERxSCRAMBLE」、通称「サマxスク」です。サモブラの6thライブも、このサマxスクの中で開催されました。
このサマxスクは、2021~2023年にかけて3年間開催されました。これはマイタウン内での同時進行型イベントで、ライブステージ、DJステージ、演劇など、様々なイベントが開催されました。このイベントの枠内で、今回のドワコフェスでも開催されたドワパが初開催となったのです。推定数百人と思われる入場者数なので、1か所で開催すると表示限界で出演者が全く見えなくなってしまうため、このように分散開催という形をとったのでしょう。(ちなみにマイタウンの優先表示設定は、2021年11月のVer.6.0から実装)
このサマxスクから大きな影響を受けたのが、ほかならぬシャッポちゃんでした。どのくらい影響を受けたかというと、長年止めていたという作曲活動を再開する原動力になったというほどです。つまりサマxスクがなければ、のちのMetronome Coreも、もちろんドワコフェスも、存在しなかった可能性があります。
シャッポちゃんは、2021年のサマxスクで大きな衝撃を受けて、2022年のサモブライブ9で久しぶりの自作曲を披露することになり、YouTubeでいくつか曲を発表します。その才能に目を付けた敏腕プロデューサー・ゆうみちゃんは、シャッポちゃんをプロデュースすることになり、当初「シャッポ&ゆうみ」としてアルバムの制作を開始。2023年、今のところ最後となったサマxスクに出演を果たした後、「Metronome Core」というユニット名でアルバムを連続リリースすると、このように繋がってくるのです。
このサマxスクは、2023年をもって一旦終了となりました。その理由などを直接運営の方から聞いたわけではありませんが、数百人規模で人が集まるイベントを10人規模のスタッフで運営するって、やはりとんでもなく大変なことなのです。それを3年も続けただけでも、スケジュールの調整などを含めて、相当なご苦労があったことと思いますし、主催者が様々な判断で決めたことに対して、またやってほしい!と軽々には言えません。
残念だけど仕方ないことだと、そのときは思っていました。
「ドワコフェス」プロジェクト始動!
そういうわけで、2024年はサマxスクがありませんでした。その年の6月10日、シャッポちゃんからDiscordで次のようにメッセージをもらいました。
※メッセージの公開についてはシャッポちゃんの了承をもらっています。

フェス開催を即決w
これがドワコフェスの原点なのです。
この時点では、どわこ☆くらぶ主催というような話ではなく、ぽって部と一緒に協力しよう、みたいな形で考えていたんだけど、わりと早い段階で、どわこ☆くらぶ主催でやるという話になっていきました。なぜなら最後にわたしが言っているように「どわこ音楽ユニットのフェス」だからです。サマxスクは種族と関係のないフェスでしたが、出演者がどわこミュージシャンのみなら、どわこ☆くらぶが主催せずして誰がやる!ですw
メッセージだけだと、わたしが1分も経たずに「やりましょう!」と即断即決しているように見えますが、もともと個人的に何か音楽イベントをやってみたいという気持ちはあって、そこにこの提案を受けたものだから、思わず乗っかったというのが真相ですw
そして、Salmon Blanc、Sound Cross、Metronome Coreの3ユニットに加えて、どわこミュージシャンとしては、ぜひとも出演してほしかったのが、長年DWK☆48で活躍してきたみつきちゃんでした。

みつきちゃんの参加もこの日のうちに話が
シャッポちゃんから、実際の音楽フェスについて具体的な話、つまりシャッポちゃんが打診した結果、参加を承諾してくれたユニット、1月開催というスケジュールなどの内容をまとめたメッセージをもらったのは翌日、6月11日22:03でした。本当はその年の夏がベストだったのでしょうが、さすがに大規模なフェスイベントを、企画を考えてから1~2か月で開催するのは無茶な話だったのでw
で、その日の22:47に、わたしから送ったメッセージがこれw

ここで「ドワコフェス」の名前が誕生!
この会話の時点で、フェスの名称については何も出てなかったんだよね。わたしが思い付きで「ドワコフェス」というロゴを作って、この段階ではあくまで「案」のつもりだったんだけど、誰からも異論が出なかったので、結果的にはそのまま採用されましたw
わたしはデザイナーではないので、ロゴデザインの良し悪しはともかく、「ドワコフェス」という名称については、シンプルでインパクトがあって、当時ググったときには何も出てこなかったということで商標などの面でも問題はなく、われながら良いタイトルを思いついたと自負してますw
ついでにいうと、かなり先の話ですが、公式サイトやフライヤーを作るにあたって、キャッチコピー的なものを考えることになりました。これも「夏だ どわこだ 音楽だ」というコピーを「仮」のつもりで入れておいたら、それがそのまま本採用されましたw
上のメッセージのやり取りには登場していませんが、このルームはぽってちゃんを含めた3人で参加しています。ぽって部!でも何かイベントをやろうという話が当時あって、それが統合されるような形でドワコフェスに繋がっていったという経緯があり、そのためぽってちゃんは企画初期の段階から携わってくれています。
メインイラストは、どわこ絵師として定評があり、お互いに仲良しでもある、ホヨヨちゃん&あいりちゃんに共同でお願いすることになりました。また、企画を進める過程で、~キキ~ちゃんが楽曲配信を一手に引き受けてくれることになり、さらにサマxスクの人気イベントのひとつでもあったドワパも復活させようという提案をしてくれたので、ドワコフェスはドワパ&ライブの二本立てという形になったのです。
このように、当初は1月開催で考えていたものの、いろいろな事情で1月の開催は難しくなり、一時プロジェクトは頓挫するのですが、12月頃に諸問題が解決したため、プロジェクトは再度動き出すことになります。12月から準備すれば春には開催できていたかもしれないけど、もともとサマxスクに代わるような音楽フェスを、というのが企画の出発点だったので、やはりここは夏だろう!と、7月開催で進めることになりました。
公式サイト、Xアカウントの作成
以前、「さよならツイッター、こんにちはブルースカイ☆」という記事を書いたように、昨年11月をもって、Xアカウントでの新規ポストを終了していました。この時点ではドワコフェスの開催は未定だったし、イーロン・マスクさんやX社のやり方に我慢ができなくなってたので、思い切って終了すると決めてしまったんだけど、そのすぐ後にプロジェクトの再始動が決まったというw
だけどやっぱり、ドワコフェスのような大規模イベントを開催するとなると、やっぱり宣伝にXを使わないと弱いということで、今年の4月に突然「どわこ☆くらぶ 情報発信用」という新アカウントを作成したのでした。この時点でドワコフェスの開催は発表していないので、え?なにこれ?と思った人もいるだろうけど、実はドワコフェスのために作ったアカウントだったのですw
そうはいっても、フォロワーさん1500人以上のあかりアカウントと比べて、どわくらアカウントは今もフォロワーさんが40人に満たないので、宣伝力という意味ではたいしたことはなかったと思うけどねw
あかりアカウントでは意地になって新規ポストしてないけどw、リポストだけはすると書いておいたので、どわくらアカウントでの告知をがんがんリポストしたり、シャッポちゃんたちのアカウントからも告知ポストしてもらったりして、なんとか告知はできたかなという感じです。
なお、ブルースカイでもポストはしていますが、わたしが今そこそこメインで使っているSNSは、実はmixi2だったりするので、どわくらのXアカウントと、よかったらmixi2もフォローよろしくね←
ドワコフェス公式サイトは以前から少しずつ作成していましたが、イベントの開催を発表したのは5月22日。ドワ子集会の時刻だと見てもらえないかもしれないので、19時に発表とか、そのあたりは事前にシャッポちゃんたちとすり合わせて発表しました。これで後にひけなくなりましたw
ドワコフェスのサイトは、ホヨヨちゃん&あいりちゃんに描いてもらったイラストに、ふわふわと動くアニメーション効果をつけたり、あえてどわこ☆くらぶとは異なる雰囲気にしてみたり、いろいろ実験しながら作ってみたんだけど、ちょっとカタくなったかなとか、今となっては反省点もあったりするね。最初に真ん中に「ドワコフェス」とロゴが表示される効果も、企業サイトっぽくてかっこいいかなと思ったんだけど、実際に何度もアクセスしていると煩わしくなってきて、フェス開催後は外しちゃったw
ハウジングはシャッポちゃん
フェス会場となるマイタウン「どわこ☆くらぶタウン」は、長年ハウジングをほったらかしで、コンシェルジュが「いつ完成するのか誰にもわかりません」みたいなことを言ってたくらいww
なので、会場を設営しなきゃいけないことはわかっていても、なかなか腰が重かったんだけど、そんなわたしを見かねたシャッポちゃんがw、しっかりとした会場を作ってくれました。
わたしはほぼ庭具を買って置いただけです!w
おかげで、ほんと自分ちではないような立派なマイタウンになりました!w
ドワパは昼間の風景、ライブは夜の風景を使いたいということで、ドワパから直接ライブ会場へ行ってくれるお客さんには、ワープクリスタルの使用(または服を着たまま海へ飛び込みw)をアナウンスしたりして、要するにマイタウンを読み込みし直してもらう必要がありました。これもサマxスクでやってたことと同じなんだけど、観客のみなさんは素直に従ってくれたので、大きな混乱はなくてよかった☆
シャッポちゃんは、ライブ後の写真撮影前にみんなで花火を上げることを、舞台演出上の大きなポイントにしていたので、観客のみなさんがすぐに花火を取り出したり購入できるよう、ライブ会場のすぐ外に預かり所や旅人バザーを置いてたんだよね。そして、そこまで仕込んでおきながら、わたし自身が花火をサブ宅のタンスから持ってくるのを忘れるという大失敗をやらかしたのでしたww
サプライズ曲「Summer Fes Memories」
出演を予定していた4ユニットがパフォーマンスを終えて、さあドワコフェスも終わりと思ったら、ここで大きなサプライズ!ドワコフェス当日一夜限りとして、セフィミントちゃん、ゆうみちゃん、シャッポちゃんの3人による特別ユニット「Traveling Sisters」が登場!これには驚いた方も多いのではないでしょうか☆
じつはこの企画、ドワコフェス前に楽曲を聴いたことがあるのは、このユニットの3人+事前に楽曲データを受け取っていた~キキ~ちゃんの4人だけ。わたしはMCなので、そういうサプライズ企画の存在は知らされていたし、ユニット名も楽曲のタイトルも知っていたけど、楽曲そのものや歌詞は、当日までしっかり隠されていました。つまり、ドワコフェス関係者、出演者も全く知らされていなかった企画なのです!
シャッポちゃんは、本当はわたしに対しても全くのサプライズにしたかったそうだけど、すでにサブスク配信も決まっていたから、さすがに公式サイトは事前に準備する必要があるということで、楽曲のみを当日に初めて聴くことになったのでした。実際に楽曲が披露されている最中に、裏では歌詞データを受け取り、それを公式サイトに貼り付けるといった作業をしていましたww
初めて聴いた「Summer Fes Memories」は本当にすばらしい曲でした。さすがにドワコフェス会場では感極まってちょっと目頭が熱くなったりもしてw
当初は、本当にドワコフェス会場で1度だけ披露するつもりだったみたいだけど、実際に作ってみたら完成度が高すぎる!ということで、ぜひ配信しよう!という話になったみたい。おかげでわたしは、毎日浴びるほどこの曲を聴いています。この記事を書いている今も!w
ドワコフェスは来年も…?
まだまだ書き足りない気もするけど、長くなってきたのでそろそろ締めますw
最後に、今年開催したドワコフェス、来年もやるの?という声にお答えいたしましょう。
やりたいと思っています!
ただ、これだけの規模のイベントを、わたしひとりがやります!と言ったところで、さすがにできるわけがないですから、協力してくれる人がいなければ成り立ちません。まだ終わったばかりなので、詳細は今後しばらく経ってからになりますが、今回携わってくれたみなさんと検討していければと考えています。
たとえば、今回はドワパ+ライブという構成でしたが、そこに歌パフォやDJイベントを加えた構成はどうだろう、みたいなことを考えていますし、ただそうなると3~4時間では収まらないから、昼間からやるか、あるいは2Daysというのもあるのかなーとか、まだ漠然とした感じだけどねw
いずれにせよ、開催する場合は来春くらいの発表になります。それまでに企画が進めば開催するし、進まなければポシャることもあり得ます。夏前くらいに何も発表がなければ「ああ、ポシャったんだな…」と、あったか~い目で見て頂ければと…w
最後になりますが、ドワコフェスにご来場いただいたみなさま、出演してくださったユニットのみなさま、企画運営にご協力いただいたみなさま、そして八面六臂の活躍をしてくれたシャッポプロデューサー!
ありがとーんございました!
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